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夫の操縦心得 |
夫婦経営のコツとして、奥様に対してアドバイスを書いていきます。「夫の操縦心得」のようなものです(笑)。
ご主人が社長で、奥様が副社長、専務などの役員だとか、経理を担当しているというケースを想定しています。
一つ目は、社長であるご主人を「人の心を察してくれる人」とは、ゆめゆめ思わないことです(笑)。
誤解のないように言いますが、あなたのご主人だけがそういう人だという意味ではありません。
誰でも自分のことを考えることで頭が一杯なのです。
こんな厳しい世の中に、他の人のことを考える人がいたら奇特な人です。そんな人は、天国から降りてきた天使です。
あなたのご主人に白い大きな羽根がないのなら、普通の生きた人間だということを忘れないでください(笑)。
頭の中には欲もいっぱいあるし、頭にきたら怒るし、調子の良いときは機嫌がいいし、自分のことをいつも考えている普通の人です。
でも、あなたや家族のことを考えている人でもあるのですよ。
期待しすぎると、腹が立ちます(笑)。
「なんで?!」と思うと、イライラします(笑)。
お互いに同じ血の通った人間で、完璧な人間なんて有り得ないと思った方が得ですね(笑)。
夫婦経営でのワンマン経営のあり方 |
「ワンマンではダメ」という言葉に耳を傾ける必要なし
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実は、2010年10月のブログ「古賀光昭のビジネス相談」に、「事業経営はワンマンが正しい」という文章を私は書いていました。
稲盛和夫さんがそう書かれていたので、やっぱり「合っていたんだな」と再確認できました。
「ワンマンではダメ」ということに対し、稲盛和夫さんは次のように述べておられます。
「それは自分で経営したことがない人がいう言葉です。
経営者はそんな悠長なことはいっていられないのです。」
私ならそう指導します。
そして、「奥さんの意見をよく聞いた上で、自分の責任で決断してください。」といいますね。
結局、いくつも選択肢があっても、最終的には一つを選ばなければなりません。
そこは社長である人の責任と決断になります。
奥さんは、意見は意見として言うべきことを言って、最終的な決断は社長に任せ、その決断を尊重して応援していくことが大切ですね。
そして、社長はきちんと奥さんの言わんとしていることを汲み取って、会社としてベストの答えを決断してください。
決断をしたなら、その結果責任は自分で取ることです。
これが夫婦経営でのワンマン経営のあり方だと思います。
夫婦経営には、潤滑油になる人が必要 |
夫婦経営のコツを話す中で、私は「夫婦の意見の対立はいいことだ」と述べてきました。
![]() 古賀光昭です 千葉県柏市在住の経営コンサルタント。ドラッカーの「創造する経営」と一倉定の「経営計画書」の専門家。経営戦略、経営計画書策定をメインに社長へのアドバイスを行っている。 ポリテクセンター千葉&柏商工会議所主催 ドラッカー・マネジメントセミナー講師(令和2年度)。 福岡県大牟田市生まれの58歳。しかしながら、兵庫県明石市や大阪府豊中市で育ったので、阪神タイガースファンの関西人(笑)。 上智大学 大学院 博士前期課程 英米文学専攻修了 文学修士(Master of Letters 専門は英語学。) 大手航空写真測量会社、上場硝子メーカー、上場IT企業等の人事・経営企画等のマネジメント職を経て、2009年7月に独立し現在に至る。
【 株式会社ビクトリー 経営コンサルタント古賀光昭 】 ![]() 千葉県柏市松葉町4-1-5-406 ![]() 土曜・日曜・祝日休
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